さまざまな分野の工芸家が集うtitutiは、 異分野の工芸作家とコーディネーター、そしてそれをサポートする店舗スタッフで運営を行うクラフトブランドです。お互いが刺激し合い、切磋琢磨し、共感したり、共鳴したり。そんな化学反応のようなコミュニケーションの中から、一つ一つの作品が生まれます。異分野だからこそ生まれるアイデアや発想があり、それぞれの感性が響き合うものづくりの場がここにあります。
沖縄県立芸術大学で陶磁器を学び、その後国内、アジア各国にて展示やインスタレーションを行う。沖縄の自然を感じる力強く繊細な造形、強い太陽に照らされたような色彩は『金城有美子』を見事に体現しており、各方面より大きな評価を得ている。精力的に制作を続け、現在さまざまな場所で作品を見ることができる。
沖縄県立芸術大学にて織物を学ぶ。一本一本の糸から紡がれる緻密で丁寧な仕事を土台に、現代的でありながら伝統を感じさせる色彩、手法の多様性、それぞれの技術を昇華させた美しさを感じることができる。手作業で織り込まれる絶妙な風合いがさまざまな人を魅了し、全国の展示でも好評を博している。
沖縄県立芸術大学にて染めを学ぶ。細部の繊細さを感じさせながらも大胆な構図から、一つの絵画のように圧倒的な存在感をもつ。眩しい空に浮かぶ残像のような色彩が、沖縄の一瞬を印象的に切り取る。全国での展示のほか、かりゆしウェア、ＣＤジャケット、琉球王国時代の紅型衣装復元など活動の幅は多岐にわたる。
「丁寧に暮らすを実践する」を理念とし、インテリアコーディネーターとして県内を中心に活動。感性価値観を軸としたテイストコーディネーションを提言し、インテリア、デザイン、沖縄工芸の分野にて観光振興に関わる事業にも携わる。tituti OKINAWAN CRAFT においては、店舗のデザイン、ディスプレイ、商品開発のアドバイザーの役割を担い、外部企画ではディレクションを行う。
フラワーコーディネーター、3人の子を持つ母というバックグランドを持ち、しなやかな生活者の目線で暮らしのなかの工芸を提案。作品の魅力や生まれたきっかけなど、作品に込めたその思いを作家に代わり日々伝えている。